ご挨拶

第5代会長 就任にあたり

斉藤正身
日本リハビリテーション病院・施設協会 会長
霞ヶ関南病院 理事長

 この度、2018年5月18日の理事会および総会におきまして、当協会の会長に就任いたしました。浜村明徳先生・栗原正紀先生のもとで、常務理事・副会長として14年にわたり勉強させていただきましたが、その経験を生かし協会の発展はもとより、地域リハビリテーションの普及に全力投球していきたいと考えております。また、健康な時から急性期、回復期、生活期、そして終末期に至るまで、どのようなステージにおいても、一人ひとりの生活・人生が豊かなものになるよう、リハビリテーションに携わる私たちだからこそできることを、会員の皆さまと共に追求していければと思います。

 当協会は1989年8月「日本リハビリテーション病院協会」としてスタートしています。初代会長に横山 厳先生(神奈川県老人福祉事業団七沢病院)が就任されました。その後、1993年5月に澤村誠志先生(兵庫県立総合リハビリテーションセンター)が第2代会長に就任され、1997年10月1日には現在の「日本リハビリテーション病院・施設協会」に名称変更されました。2003年10月に浜村明徳先生(小倉リハビリテーション病院)が第3代会長に就任され、2012年5月に栗原正紀先生(長崎リハビリテーション病院)が第4代会長に就任され現在に至っております。その間、事務局は甲州リハビリテーション病院、熊本機能病院、小倉リハビリテーション病院、長崎リハビリテーション病院など、その時々に多くのご負担をおかけする形で担当していただいておりましたが、2018年6月1日より東京都千代田区神田に事務局を開設することができました。全国デイ・ケア協会と共同利用にはなりますが、各種委員会や会議、加えて会員の皆さまの情報交換の場としてお気軽にご利用いただければ幸いです。報酬改定や各種提案を敏速に行うためにも事務局を固定化することは有益と考えます。

 第5代会長として、歴代会長の意志を継ぎ、リハビリテーションを提供する病院・施設が地域で躍動できる環境整備や共生社会の実現に向けて、まず一歩踏み出したいと考えています。その第一歩として「地域リハ塾」の開講を計画してまいります。「地域なくしてリハビリテーションは成り立たない」と思います。その原点である地域には、さまざまな世代の人々が暮らす社会が構成されています。私たちの活動は限定された世代や疾患にとらわれることなく、social inclusionの実現を目指すことであると認識しています。そのためには、私たち自身が改めて同じ目的意識を持ち活動していくことが大切と考え、「塾」の開講に結びつけたいと思っています。今年度は助走期ですので、「塾」の役割や活動内容を作り上げていくことになると思いますが、多くの皆さまのご指導ご鞭撻をいただきながら、魅力ある「塾」そして「協会」を目指してまいりたいたいと思います。

 今後は、今まで以上に副会長、常務理事、理事の皆さまとチーム一丸となり、課題の解決にまい進していく所存です。大言壮語にならないように、まず一歩、よろしくお願い申し上げます。